広島のお好み焼きで「◯◯ちゃん」というお店が多い理由
ご無沙汰しております。
5月なのに気温は30度近く(夏どうなることやら)
いろんな意味でアツい広島県です。
最近は外国観光客も非常に増えており、宮島に行けば外国人の方が多いんじゃないか?と思うぐらい、、、(-。-;)
そんな広島県ですが、有名なものといえば何が思い浮かびますか?
・・・・・。
「お好み焼きぃぃぃ〜」
と浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
そうです。広島県を代表するグルメ「お好み焼き」
「広島県で有名なもの」ランキング (くにとりリサーチより)
第1位:お好み焼き
第2位:原爆ドーム
第3位:広島東洋カープ
第4位:宮島(厳島)
第5位:もみじ饅頭
毎回上位に選出されており、もはや殿堂入りの領域。
広島県に来たら、「まずお好み焼きでしょー♪」とお店に行かれる方も多いはず。
そんなお好み焼きのお店ですが、
「◯◯ちゃん」と愛くるしい名前のお店が多いことに気付いていましたか?
そもそもなんで「◯◯ちゃん」というお店が多いのでしょうか?
遡ること今から約70年前、広島市に原子爆弾が投下されました。
一瞬にして広島は焼け野原となり、失望感や食糧難から飢えに苦しむ中、支給されたメリケン粉(=小麦粉)を使い、薄く焼いて、飢えを凌いでいました。
やがてキャベツやネギなどを使ってボリュームを出すようになり、現在のお好み焼きに近いものになったと言われています。
そして、「◯◯ちゃん」というお店が多い理由ですが、
①夫を亡くした女性が、自身の名前を入れたお店を開いて生計を立てていた
②戦地から家族が帰ってきても、すぐに分かるような名前にしていた
奥が深いですねー!!
戦後から急速に復興を遂げた広島。
その背景には、多くの方に生きる希望を与えたお好み焼きの存在があったことも忘れてはなりません。
お好み焼きについて深く学びたい方はこちら↓
オタフクソース Wood Egg
お好み焼きの歴史を知るだけでなく、実際にお好み焼きも作れます。(事前予約必要)
丁寧に作り方を教えてくださるなど、きっとご自宅でもお好み焼きが作れるようになりますよ(^o^)/
また、館内もバリアフリーになっており、車椅子でも安心して見学することが可能です。
広島に観光で来られる際は、お好み焼き作りという体験型もオススメです!